スターアライアンス、設立20周年 「デジタル」活用でさらにサービス改善

スターアライアンス、設立20周年 「デジタル」活用でさらにサービス改善

スターアライアンスは2017年5月14日(日)、創設20周年を迎えました。フランクフルトで加盟航空会社のCEOが集まり、事業計画と戦略の進捗などが報告されました。スターアライアンスは1997年5月14日(水)、エア・カナダ、ルフトハンザ、スカンジナビア航空、タイ国際航空、ユナイテッド航空を設立メンバーとして世界で初めての航空アライアンスとして結成されました。

スターアライアンスは航空業界のイノベーションに取り組み、この20年間にわたり、国際的な旅行をシームレスに各社間を乗継ぎ、グローバルネットワークを提供してきました。また、マイル獲得の手続でも、スターアライアンス加盟航空会社のマイレージプログラムでは、加盟他社のフライトでも申請でマイル獲得ができるようにするなど、各社間での取り組みを強化しています。

今後の展開は、デジタルをテーマに個々の旅客にあわせパーソナライズした情報提供を中心に、加盟航空会社のバックエンドサービスの統合を進め、IT面でサービス改善を高めます。また、最新の取り組みでは手荷物取扱いの改善に取り組んでおり、各航空会社、地上ハンドリング、空港の手荷物処理システム間の手荷物の取扱いが簡便になっています。

同アライアンスは現在、191カ国、1,300以上の都市に就航しており、加盟航空会社による新路線の就航、正会員の加盟航空会社の増加、さらに新たなコネクティング・パートナー制度の導入で、より幅広いネットワーク構築をめざします。

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