ボーイングのエバレット工場にアメリカ、オバマ大統領が2012年2月17日に訪問しました。オバマ大統領は演説に登場するにあたってユナイテッドにデリバリーされる787から登場。大統領が日々搭乗するエアフォース・ワンと787と囲まれ、飛行機好きだったら、本当に楽しい1日なことでしょう。
オバマ大統領はスピーチで、エバレット工場を見学した際にエアフォース・ワンの製造に携わったスタッフに会ったことを紹介。エアフォース・ワンの最高の乗り心地を伝えるため、そのスタッフに「Good Job!!」と伝えたそう。
そんな、最高と思うエアフォース・ワンに対して、オバマ大統領の地元シカゴを本拠にするユナイテッド航空にデリバリーされる787について「見た目、クールだ」と賞賛。およそ30分のスピーチは787の製造ラインで行われました。
内容はボーイングなど、海外に負けない付加価値のある産業がアメリカには必要と力説したそう。ちなみに、787の製造ラインだけあって、各国の機体が並んでいる状態。演説は、CNNなどで放送されている映像に映るオバマ大統領の背後に映るエンジンはANAにデリバリーされる機体です。
もしかすると、日本はまだアメリカの一番、良いお客さんというメッセージなのでしょうかね。