警視庁、日本初H215を契約 東京オリ・パラに向け航空警察力を強化

警視庁、日本初H215を契約 東京オリ・パラに向け航空警察力を強化

ニュース画像 1枚目:H215
© エアバス・ヘリコプターズ
H215

警視庁は2016年6月22日(木)、エアバス・ヘリコプターズ・ジャパンとH215を契約したことが発表されました。2020年初頭に納入され、日本で初めてH215を運航する警察航空隊となります。警視庁航空隊は日本の警察航空隊で最大の14機のヘリコプターを運用しており、東京オリンピック・パラリンピックの2020年に運用開始し、航空警察力を強化します。

H215は人員・VIP輸送、物資輸送、広域応援などを任務とします。その飛行性能から東京都内に限らず、伊豆諸島を含む東京都全域、全国への警察活動力が増強される見込みです。すでに警視庁航空隊にはH135、H155が配備されており、H215はこれらの機種と共にパトロール、人命救助などを含む任務で運用されます。

エアバス・ヘリコプターズ・ジャパンは、警視庁航空隊が現在運用するヘリコプターとあわせ、「より高い性能をもつH215が導入されることを大変嬉しく思います」とコメントし、30年近く関係を築いた警視庁に引き続きサービスを提供し、その期待に応えるとしています。なお、H215は旧AS 332で、同型機は陸上自衛隊、海上保安庁などが運用しています。

メニューを開く