ボーイング、パリ・エアショーで571機受注 737 MAX 10は361機

ボーイング、パリ・エアショーで571機受注 737 MAX 10は361機

ニュース画像 1枚目:ボーイング 737 MAX、画像はMAX 9
© Boeing
ボーイング 737 MAX、画像はMAX 9

ボーイングは2017年6月22日(木)、「パリ・エアショー2017」で商業機と商用と防衛サービスでの新サービスなどを含め数十億ドルの受注を獲得したと発表しました。今回のエアショーでは、737 MAXファミリーの最新機種として737 MAX 10を発表し、16社から361機超の確定、覚書の契約を交わしています。ボーイングは、これらの契約を受け、737 MAX 10は業界で最も効率的、かつ収益性の高い単通路機と市場から認められたものとコメントしています。

受注した民間機の契約は計571機、カタログ価格で748億ドルとなりました。このうち単通路機は515機、ワイドボディ機は56機でした。民間機では新規受注に加え、UPSから767旅客機の貨物機改修を獲得したほか、モナークとメンテナンスサービス、ノルウェーエアシャトルとフライト訓練サービスでの契約を交わしています。

ボーイングは2017年の現在の市場見通しで、2016年より堅調な見込みに上方修正しており、今後も民間機での成長が見込まれるとしています。

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