統合幕僚監部は2017年7月2日(日)、中国海軍艦艇が日本の領海に入域するのを確認したと発表しました。これは、同日10時40分ごろ、海上自衛隊厚木基地の第4航空群所属P-1が、津軽海峡を東航中の中国海軍ドンディアオ級情報収集艦1隻が北海道松前町の小島南西の領海に入域したことを確認したものです。
この艦艇「854」は1時間30分後の12時10分ごろ、小島の南東の領海から出域し、津軽海峡を東航、太平洋に進出しました。この動向もP-1と第45掃海隊所属掃海艇の「いずしま」が確認しています。津軽海峡で中国海軍の艦艇による領海域への進入確認は、今回が初めてです。