エンブラエルは2017年7月4日(火)、イギリス国防省の飛行訓練システムプログラム(UKMFTS)向けに初のフェノム100を納入したと発表しました。UKMFTSはイギリス空軍、海軍、陸軍の固定翼、回転翼のパイロットだけでなく、各種乗員訓練を担っており、フェノム100はマルチエンジン・パイロット訓練向けとして選定され、エンブラエルは5機の納入と、追加オプションを契約しています。
フェノム100はブラジルを出発、軍用機として世界最大の航空ショー「RIAT 2017」に登場する予定です。エンブラエルはUKMFTSプログラムへの参加に非常に満足しているとコメントし、フェノム100のパフォーマンス、信頼性、低価格の運用コストなどをアピールし、イギリス軍のパイロット訓練に最適なソリューションになるとコメントしています。
フェノム100は、イギリス空軍クランウェル基地に配備される予定で、2018年から正式に運用される予定です。