法務省入国管理局、10月中旬に羽田空港で「顔認証ゲート」を先行導入

法務省入国管理局、10月中旬に羽田空港で「顔認証ゲート」を先行導入

法務省入国管理局は、出入国管理及び難民認定法施行規則の一部を改正し、2017年10月中旬から羽田空港で「顔認証ゲート」を先行導入します。顔認証はパスポートのICチップに記録された顔画像データと、審査時に撮影した顔写真を照合し、同一人性を確認します。パスポートを読み取り機にかざし、顔写真が撮影され、入国ゲートを通過できます。顔認証ゲートを利用した場合、入国審査官による旅券への帰国の証印に代わることとなり、帰国の記録となります。

法務省では、観光立国の実現に向け、2020年の訪日外国人旅行者数4,000万人、2030年の6,000万人を目指し、顔認証技術を活用した日本人の出帰国手続の合理化と、それにより生まれる入国審査官の余力を外国人の審査に充て、厳格な審査を維持しながら円滑な入国管理に取り組む方針です。羽田空港への導入後、順次、成田、関西、名古屋(セントレア)などでも顔認証自動化ゲートの導入を進める方針です。

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