TAI、トルコ空軍向け初のF-35ライトニングII向け中央胴体を納入

TAI、トルコ空軍向け初のF-35ライトニングII向け中央胴体を納入

ニュース画像 1枚目:TAIで開催された納入式典
© Turkish Aerospace Industries, Inc.
TAIで開催された納入式典

ターキッシュ・エアロスペース・インダストリー(TAI)は2017年7月12日(水)、トルコ空軍向け初のF-35ライトニングIIとなる中央胴体部を納入したと発表しました。TAIのアンカラ工場で製造を手がけた部品で、この機体は製造番号「AT-1」となります。

TAIが手がけたF-35向け中央胴体部の製造では21機目の部品で、ロッキード・マーチンのテキサス州フォートワース工場に納入されます。同工場での最終組立後、2018年にトルコ空軍へ引き渡しされる予定です。

TAIはF-35プログラムに参画しており、中央胴体の製造では、イタリアFACO、もしくはテキサス州フォートワース工場に納入しています。このほか、TAIはF-35の製造に2008年から手がけており、2009年から部品の製造で増産体制を整え、中央胴体は2013年12月から着手しています。同社の中央胴体の割り当ては計400機分を製造する予定です。

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