アメリカ空軍、北朝鮮ICBM対応でB-1B派遣 空自F-2、韓国F-15Kと訓練

アメリカ空軍、北朝鮮ICBM対応でB-1B派遣 空自F-2、韓国F-15Kと訓練

ニュース画像 1枚目:空自と訓練を実施したB-1Bランサー
© 航空自衛隊
空自と訓練を実施したB-1Bランサー

航空自衛隊は2017年7月30日(日)、アメリカ空軍と共同訓練を実施したと発表しました。アメリカ空軍はグアム・アンダーセン空軍基地から第9遠征爆撃飛行隊のB-1B爆撃機を2機、空自は築城の第8航空団F-2、2機が編隊航法訓練を九州周辺の空域で実施しました。

アメリカ空軍の発表では、7月3日(月)と7月28日(金)に北朝鮮が大陸間弾道ミサイルを発射したことを受け、これに直接対応する措置として実施した訓練と紹介しています。アメリカ空軍は、依然として外交が主導権を握るものの、最悪の場合のシナリオを想定し、日本、韓国を含む同盟国とその3カ国の国民の揺るがないコミットメントを示す責任として、迅速かつ圧倒的な能力を示すものとしています。

アンダーセン空軍基地から離陸したB-1Bは、公開されている画像によるとグアムに前方派遣されているダイエス空軍基地の「86-0123」、エルスワース空軍基地の「86-0120」で、空自F-2戦闘機2機と訓練した後、朝鮮半島を飛行し、韓国空軍F-15K戦闘機4機と共に訓練し、烏山空軍基地を低空飛行しました。B-1Bはおよそ10時間にわたる訓練任務となりました。

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