Webユーザビリティ、国内線LCC編でバニラエアが1位も全体が低評価

Webユーザビリティ、国内線LCC編でバニラエアが1位も全体が低評価

ニュース画像 1枚目:LCCでは1位のバニラエア
© トライベック・ストラテジー
LCCでは1位のバニラエア

成田空港を拠点とする格安航空会社(LCC)のバニラエアは2017年8月3日(木)、トライベック・ストラテジーが実施した「Webユーザビリティランキング<国内線LCC編 2017>」で1位を獲得したと発表しました。

この調査は、国内主要企業150社のウェブサイトを対象とした「主要企業Webユーザビリティランキング」を毎年発表しているトライベック・ブランド戦略研究所が行った調査で、国内線を運航する格安航空会社「ジェットスター」「ピーチ」「バニラエア」「春秋航空」の4社の公式サイトを対象に使い勝手や安全性などを評価したもので、2017年6月下旬から7月中旬にかけて実施されました。

この調査でバニラエアは、サイトのナビゲーションの使いやすさが他社より突出しており、総合ランキング1位の要因となっています。バニラエアのサイトでは、メインメニューのくくりやラベリングがわかりやすく、サイトの全体像を俯瞰できるメガドロップダウンメニューが設けられていることが評価されたとしています。

このほかジェットスターは、「ナビゲーションの使いやすさ」を除くすべての評価軸で2位を獲得、幅広く満遍なく評価を獲得しました。3位の春秋航空は「ヘルプ・安全性」、4位のピーチは「ナビゲーションの使いやすさ」で評価が著しく低くなりました。

なお、国内線LCCの4社が獲得したスコアを「Webユーザビリティランキング2016<企業サイト編>」の150社ランキングにあてはめると、バニラエアが55位に相当、ジェットスターが135位、春秋航空が147位、ピーチが149位となり、JALの35位、ANAの37位と比べ、ウェブサイトの使い勝手に差が出ているとし、全体的に低評価としています。

トライベック・ブランド戦略研究所は、この調査を第1弾として、今後もタイムリーで詳細トレンドがわかる情報を発信していくとしています。詳しくは、トライベック・ブランド戦略研究所のウェブサイトを参照ください。

期日: 2017/08/03
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