シンガポール航空は2012年2月17日から2月19日までの3日間、現在開催されているシンガポール・エアショー会場で747-400型を展示します。この展示はシンガポール航空が保有する最後の747-400型3機のうちの1機で、機体番号(レジ)は「9V-SPQ」。この機体は2001年10月31日に受領した機材で、すでにトランスアエロ航空へ移籍することが決まっている機材です。他の2機は「9V-SPJ」、「9V-SPP」です。
シンガポール航空は1973年に747-200型を導入して以来、約40年にわたり747を運航して来ました。1989年には747-400型を導入、1994年には同型23機目を受領、世界で最も多い747-400型を保有していた時期もあります。
なお、シンガポール航空は3月24日のシンガポール発メルボルン行きSQ227便、3月25日のメルボルン発シンガポール行きSQ238便で747-400型の定期便運航のラストフライトを予定。その後に747-400のメモリアルフライトを計画していますが、こちらは詳細が決まり次第、発表する予定です。