JAXA、陸域観測技術衛星データを利用した地図サービスがアワード受賞

JAXA、陸域観測技術衛星データを利用した地図サービスがアワード受賞

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© NTTデータ
Asia Geospatial Excellence Awardを受賞

宇宙航空研究開発機構(JAXA)の第一宇宙技術部門は2017年8月24日(木)、陸域観測技術衛星「だいち(ALOS)」が撮影したデータを用いた全世界デジタル3D地図サービス「AW3D全世界デジタル3D地図」が「Asia Geospatial Technology Innovation Awards 2017」を受賞したと発表しました。

「Asia Geospatial Excellence Award」は、アジア太平洋地域で、地理空間情報分野における応用実績、政策への適用、または優れた技術イノベーションを表彰するもので、今回で第7回目となります。選考対象はアジア太平洋地域で行われる地理空間情報に関連するプロジェクトで、特に地域の社会および経済への貢献度の高いものを対象としています。

「AW3D全世界デジタル3D地図」は、JAXAとNTTデータ、一般財団法人リモート・センシング技術センター(RESTEC)が連携して整備したもので、JAXAの陸域観測技術衛星「だいち」によって撮影された約300万枚の衛星画像を用いたサービスです。一部の被雲域と雪氷域を除いた全世界陸地の起伏を水平解像度5メートル、高さ精度2.7メートルの世界最高精度で表現でき、NTTデータによる商用販売では70カ国以上、300件以上の導入実績があります。詳しくは、JAXAのウェブサイトを参照ください。

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