B-1BとF-35B、空自F-15Jや韓国F-15Kと共同訓練 北朝鮮対応で

B-1BとF-35B、空自F-15Jや韓国F-15Kと共同訓練 北朝鮮対応で

ニュース画像 1枚目:空自F-15JとB-1B、F-35B
© 航空自衛隊
空自F-15JとB-1B、F-35B

アメリカ太平洋軍と航空自衛隊、韓国空軍は2017年8月31日(木)、共同訓練を実施しました。空自は九州周辺の空域で、新田原の第5航空団からF-15Jが2機、アメリカ空軍はアンダーセン空軍基地に展開する第37遠征爆撃飛行隊のB-1Bが2機、岩国航空基地に展開する第12海兵航空群のF-35Bが4機と編隊航法訓練を実施しました。B-1Bと岩国に前方配備されているF-35Bの共同訓練は、これが初めてでした。

また、アメリカ軍は空自との訓練後、韓国空軍F-15Kの4機と訓練し、烏山空軍基地に近いピルサン・レンジで爆弾投下訓練を実施しました。公開されている画像では、B-1B、F-15Kの投下が公開されていますが、F-35Bもこの訓練を行なっています。

B-1Bはアンダーセン基地から約10時間をかけ、九州周辺、韓国での訓練を行い、基地へ戻りました。今回の訓練は、北朝鮮が8月29日(火)にミサイルを発射したことを受けた対応で、日米韓三カ国の強固で緊密な連携と、この共通の地域での脅威に対する防衛体制、同盟国の支援と迅速な対応を確認しました。

画像によると、訓練に参加した航空機は空自F-15Jが「72-8890」「52-8855」、海兵隊F-35Bが「169293 (VK-07)」「169295 (VK-09)」「169168 (VK-04)」「169292 (VK-06)」でした。

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