山口県、大分空港へのMV-22Bオスプレイ予防着陸で国に要請

山口県、大分空港へのMV-22Bオスプレイ予防着陸で国に要請

山口県は2017年8月30日(水)、大分空港に予防着陸したMV-22Bオスプレイに関し、中国四国防衛局に対し、口頭要請を実施した結果を発表しました。これは、山口県、岩国市、柳井市、周防大島町、和木町で構成される山口県基地関係県市町連絡協議会を代表した要請です。

口頭要請の内容は、昨年来、事故が多発しているMV-22Bに関して、航空機の一層の安全管理の徹底を要請したにも関わらず、再び事案が発生したことに遺憾の意を伝えるとともに、基地所属機のみならず機体の整備や安全点検、安全運用に万全を期するようアメリカ側に求め、引き続き、追加情報の提供を要請したものです。

これに対し、国からからの回答は、本件に関する情報提供を行うとともに、アメリカ側に対し、安全管理の徹底と追加的な情報の継続的な提供を強く申し入れ、新たな情報が得られ次第、山口県をはじめ関係自治体に伝えるとの回答でした。また、アメリカ軍機の飛行に際しては、安全面の確保が大前提との認識の下、周辺住民の方々に不安を与えることがないよう、引き続きアメリカ側に対し、航空機の安全管理に万全を期すよう求めていく方針を明らかにしています。詳しくは、山口県のウェブサイトを参照ください。

期日: 2017/08/30
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