ボンバルディア、スパイスジェットと最大50機のQ400を正式契約

ボンバルディア、スパイスジェットと最大50機のQ400を正式契約

ニュース画像 1枚目:スパイスジェット塗装のQ400
© Bombardier
スパイスジェット塗装のQ400

ボンバルディアは2017年9月29日(金)、インドの格安航空会社(LCC)スパイスジェットと最大50機のDHC-8-400(Q400)ターボプロップ機の正式購入契約を締結したと発表しました。Q400プログラムの単一発注として過去最大規模で、これによりQ400で受注した総機数は600機に到達します。

契約した機材は、90席を装着した仕様で、スパイスジェットがこの仕様のローンチカスタマーとなります。今回の発注内容はQ400が確定25機、追加購入権25機で、カタログ価格総額は最大17億米ドルです。90席仕様は現在、当局の認定を申請しています。

ボンバルディアは、スパイスジェットとの契約により、90席のQ400で需要の高いリージョナル路線の供給座席数の増加ニーズに対応し、ターボプロップ機の収益性の向上も実証できるとコメントしています。

スパイスジェットは現在まで、Q400の新造機が15機納入されており、保有機は20機超となっています。いずれも78席仕様で、インド国内線だけでなく国際線にも投入されています。今回の90席仕様の機材は収益増加が可能になり、成長を続けるインドのリージョナル市場で堅調な需要増に対応します。

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