ステリア・エアロスペース、ベルーガXL初号機向け貨物ドアを納入

ステリア・エアロスペース、ベルーガXL初号機向け貨物ドアを納入

ニュース画像 1枚目:ベルーガXL向け貨物ドア
© STELIA Aerospace
ベルーガXL向け貨物ドア

ステリア・エアロスペースは2017年9月19日(火)、エアバスの新たな輸送機となるベルーガXL初号機に搭載する電気・油圧システムを完備した貨物ドアをフランス・トゥールーズのエアバスの最終組立ラインに輸送しました。ステリア・エアロスペースは6月に機首部分、7月に貨物ドアを連結する上部胴体セクションを納入しており、これに続くパーツの納入です。

貨物ドアは、A380のパーツ輸送と同じく、夜間にステリア・エアロスペースの工場からロシュフォール港へ路上で輸送され、バージ船に搭載、海と川を経由してボルドー近郊のランゴン港へ運ばれ、さらにトゥールーズまで再び路上で運ばれました。

納入された貨物ドアは長さ10メートル、幅9メートル、高さ8メートルで、電気・油圧システムを含む総重量は3.1トンで、これまでヨーロッパで製作された最大の航空機向け貨物ドアです。設計、製造、組み立て、各種システムはロシュフォール、サンナゼール、トゥールーズの各施設が協力し、今回の納入に至りました。

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