リトアニアのスモール・プラネット・エアラインズは2017年10月3日(火)、カンボジア民間航空局から運航許可(AOC)を取得し、「LKH」のコールサインで運航すると発表しました。スモール・プラネット・エアラインズ・カンボジアとして、株式をスモール・プラネット・グループが29%、アビエーション・インベスト・カンボジアが51%、残る20%を同社役員が保有しています。この枠組みで「スモール・プラネット」の名称、ブランディング、資産などを活用します。
スモール・プラネット・エアラインズは、本拠のリトアニア以外に、ポーランド、ドイツのヨーロッパに加え、カンボジア、タイとアジアでも運航しています。これは2012年以降、保有機をアジアに展開し、季節性に対応しているもので、2016年はインド、サウジアラビア、カンボジアでもフライトし、ヨーロッパでの飛行時間よりアジアでの運航が拡大しています。
スモール・プラネット・エアラインズがカンボジアでの運航を手がけるのは、2017/18冬スケジュールが4期目で、アジア各地に5機を配備する計画です。カンボジアでのAOC取得により、これまでアジア各地での提携航空会社との運航に加え、より独自性のある運航体制を整えることができます。今後は、香港、韓国、中国、日本などへの飛行も計画しており、年間100万人を輸送する体制を整える方針です。