カンタス航空、長距離線の機内における健康に関する研究に顧客が協力

カンタス航空、長距離線の機内における健康に関する研究に顧客が協力

ニュース画像 1枚目:カンタス航空、787-9機内
© Qantas Airways
カンタス航空、787-9機内

カンタス航空は2017年10月18日(水)、オーストラリアのトップ学術機関の1つであるシドニー大学のチャールズ・パーキンス・センターとともに実施する、機内での健康に関する研究に同社の顧客が参加すると発表しました。

同センターが健康管理や身体活動、栄養、睡眠などの様々な分野から研究者を集め、すでに787-9ドリームライナーにおける機内照明、温度、食事のタイミング、レシピなどに加え、パース空港の新国際トランジットラウンジのデザインなどを研究しており、次の段階として、カンタス航空の顧客がボランティアで参加し、ウェアラブル技術を用いて、旅行が健康にどのような影響をもたらすか計測します。

カンタス航空は、2022年度までにオーストラリア東海岸とロンドン、ニューヨークを結ぶ直行便の開設を検討しており、これにあわせて長距離路線の機内で健康に関するさらなる研究が必要との認識です。

新ドリームライナーの客室デザイン構想には、チャールズ・パーキンス・センターの世界レベルの研究者との相談をもとに導入した技術も含まれ、こうした技術は長距離路線に搭乗した後の顧客の感じ方に大きな違いを生じさせるとコメントしています。

カンタス航空の顧客が参加する研究で回収したデータは、同社が提供する次世代のサービスの形成に役立てられます。詳しくは、カンタス航空のウェブサイトを参照ください。

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