航空会社、航空関連メーカーなど世界33万人超の読者をもつ「Air Transport World」誌が開催する「Airline of the Year for 2011」にエミレーツ航空が選ばれた。同賞は1974年から、今年は37回目。
エミレーツは安全性、定時運航、顧客サービス、財務状況の健全性、CO2削減を目的とした効率的な運航も評価された。顧客サービスではA380型に採用したシャワーブースや機内での携帯電話利用も評価ポイントにあがっている。
地域航空会社の部門ではスペインのエア・ノーストラム(Air Nostrum)が選ばれた。同社はイベリア航空グループで、ワンワールドへも加盟している。同社の定時運航や財務状況が評価された。
顧客サービス(Passenger Service Award)ではヴァージン・アメリカ、マーケット・リーダー(Market Leadership Award)ではトルコ航空、航空技術(Airline Technology
Leadership Award)では、アンカレジやシアトルで顧客のチェックイン時間を減らした点などが評価されたアラスカ航空がそれぞれ選ばれた。
なお、表彰式は2月8日、アメリカ・ワシントンで開催された。