次世代戦闘機グリペンE、10月18日に超音速飛行を達成 バルト海上空で

次世代戦闘機グリペンE、10月18日に超音速飛行を達成 バルト海上空で

ニュース画像 1枚目:グリペンE
© Saab
グリペンE

サーブは2017年10月27日(金)、次世代戦闘機「グリペンE」が初めて超音速飛行を達成したと発表しました。バルト海上空で10月18日(水)、試験飛行中に達成したものです。

グリペンEは飛行試験プログラムの一環として、マッハ1以上で飛行し、音速での速度を維持しながら、機体のデータを収集することが主な目的でした。バルト海での飛行は、数分間にわたって超音速を維持し、戦闘機の設計、強力なエンジンの組み合わせを実証しました。

超音速飛行のマイルストーンは、サーブのエンジニアリング・アプローチの徹底性とモデリングの有効性を実証しており、同社はグリペンEの試験飛行プログラムは順調に進捗していると明らかにしています。グリペンEはアビオニクスシステムを大幅に向上したほか、AESAレーダーの搭載、赤外線追尾システム、改良型電子戦機器、データリンク技術など以前のグリペンのバージョンに比べて、その機能を高めています。この機種は、 2019年にスウェーデン空軍、ブラジル空軍へ納入が開始される予定です。


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