関空と伊丹、11月8日に地震津波防災訓練を実施 両空港で同時発災を想定

関空と伊丹、11月8日に地震津波防災訓練を実施 両空港で同時発災を想定

大阪国際(伊丹)空港と関西国際空港は2017年11月8日(水)、地震津波防災訓練を実施します。11月5日(日)の「津波防災の日」にあわせて実施される訓練で、両空港で同時に地震・津波が発生した場合を想定し、両空港とも15時から17時まで2時間、実施されます。

伊丹空港は旅客ターミナルビルで地震に対する訓練、関西国際空港は第1・第2ターミナル、エアロプラザ、鉄道駅、展望ホール、国際貨物地区などで地震と津波に対する訓練が行われます。

マグニチュード9.0の南海トラフ巨大地震が発生し、大阪府に大津波警報が発表された場合を想定し、ターミナルビル館外の避難場所へ避難します。関空では、仮想設定した火災や道路亀裂などの情報をタブレット端末の画面上に表示させる災害訓練向け拡張現実アプリを活用した津波避難訓練などを実施します。

また、同日、関空のオイルタンカーバース海上防災訓練も実施されます。地震に起因したオイルタンカーバースへ着桟するタンカーから航空燃料の流出事故が発生した想定で、事故発生時の迅速で適切な対応の確認、泉州港での防災体制の強化を目指します。なお、関空で約200機関の350名、伊丹では40機関の500名が参加する予定です。詳しくは、関西エアポートのウェブサイトを参照ください。

期日: 2017/11/08
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