ルフトハンザ・テクニーク、ソラシドエアなどとエンジン洗浄の整備契約

ルフトハンザ・テクニーク、ソラシドエアなどとエンジン洗浄の整備契約

ニュース画像 1枚目:サイクリーン作業イメージ、画像は747-8
© Lufthansa Technik AG
サイクリーン作業イメージ、画像は747-8

ルフトハンザ・テクニークは2017年10月30日(月)、ソラシドエアと社名非公表の日本の航空会社2社から、サイクリーン(Cyclean)エンジンウォッシュ製品の契約を獲得したと発表しました。ルフトハンザ・テクニークは2012年、関西国際空港を拠点とするピーチと契約しており、この契約はピーチ保有のA320全機を対象に3年間延長し、2020年まで支援します。

ソラシドエアとの契約を受け、すでに2017年夏、737-800のCFM56-7Bエンジンを羽田空港で洗浄作業を実施しています。ルフトハンザ・テクニークは、エンジンの性能、二酸化炭素排出量の削減による環境保護、飛行時間と使用燃料量の削減によるコスト削減を最優先事項に掲げており、今回の日本の航空会社との契約もこうした視点が重視された契約です。

ルフトハンザ・テクニークは現在、羽田、成田、関西、北九州にサイクリーン・エンジンウォッシュの装置を設置しています。このサイクリーン・エンジンウォッシュは、メンテナンス作業の一環として、フライト完了から開始までの間、あるいは夜間に実施できるメンテナンスで、従来の清掃方法と比べ最大70%速く、空港のどの場所でも実施できます。対応エンジンも主要メーカーのGE、ロールス・ロイス、プラット&ホイットニー、CFMインターナショナル、IAEのすべての最新エンジンで利用できます。

メニューを開く