フェデックス・エクスプレス、ATR 72-600Fを最大50機導入へ

フェデックス・エクスプレス、ATR 72-600Fを最大50機導入へ

ニュース画像 1枚目:フェデックスのATR 72-600F イメージ
© ATR
フェデックスのATR 72-600F イメージ

フェデックス・エクスプレスは2017年11月8日(水)、ターボプロップ機メーカーのATRと、購入契約を締結したと発表しました。契約内容は、機種がATR 72-600F、機数は確定30機、オプションが最大20機、計50機です。1機目は2020年に納入される予定で、年6機ペースで5年間にわたり導入を進め、保有機材を更新します。

フェデックスは中型、大型機の機材更新を進めており、この近代化計画が成功していることを受け、引き続きATR 72-600Fの導入で主要空港から地方空港へ輸送するフィーダー機も更新します。同社はATRと協力し、より重く、大量の輸送を可能にする方策を検討するとコメントしています。

導入するATR 72-600Fは、機体前方にラージ・カーゴ・ドア(LCD)を備えた仕様です。これにより、バルク貨物とユニットロード装置(ULD)にも対応し、貨物の航空機への搭載を簡便にするほか、航空貨物市場での顧客向けサービスの向上につなげます。同社は現在、45カ国で300機超のフィーダー機を展開しており、その多くはフェデックスが所有、一部でリース機なども導入しています。

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