群馬県上野村でのAS332L墜落、テールローターのピン破断 AD発行

群馬県上野村でのAS332L墜落、テールローターのピン破断 AD発行

ニュース画像 1枚目:テールローターの付け根にあるピンが破断について、運輸安全委員会資料
© 運輸安全委員会
テールローターの付け根にあるピンが破断について、運輸安全委員会資料

運輸安全委員会は2017年11月21日(火)、群馬県上野村で発生した東邦航空所属のAS332Lヘリコプター墜落事故に関連し、航空局安全部に情報提供し、その内容を公開しています。この事故は「JA9672」が11月8日(木)、山梨県内の場外離着陸場を離陸、群馬県上野村上空を飛行中、道路上に墜落した事案です。

運輸安全委員会によるこれまでの調査で、事故機のテールローター付け根にあるピンの破断が確認されています。これを受け、AS332L、AS332L1の使用者に対し、設計・製造者のエアバス・ヘリコプターズが、当該ピン部分の点検を呼びかける技術通報、ヨーロッパ航空安全庁(EASA)から技術通報の実施を求める耐空性改善命令(Airworthiness Directives:AD)が11月21日(火)付けで発行されています。

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