世界中の旅行業界に先進のトラベルコマースプラットフォームを提供しているイギリスのトラベルポートは2017年12月13日(水)、国際航空運送協会(IATA)が提唱する次世代の販売流通通信規格「NDC(ニュー・デュストリビューション・ケーパビリティ)」で、予約・購入まで一連の実行を実証できる最高ランクのアグリゲーターレベル3に認定されました。
トラベルポートは2016年11月にGDSとして初めてアグリゲーターレベル1を取得、2017年2月にはITプロバイダーレベル2の認証を取得し、トラベルポートは現在、最高レベルとなるアグリゲーター「レベル3」の認証を有する唯一のGDS事業者となります。
IATAが推進する「ニュー・ディストリビューション・ケーパビリティー(NDC)」では、旅行会社が航空会社の幅広いサービスへより迅速にアクセスでき、多様化する旅行者のニーズに対し的確な情報提供が可能になるといったメリットがあります。
トラベルポートは既に航空データベース「ATPCo」を通じて280以上のアンシラリーサービスを旅行会社から手配でき、今回認証取得したNDCのステータスはそれを補完します。複数のチャネルで商取引を行うのが当たり前となった現代の流通において、他のパートナーと共に新たな取り組みを成功に導いていきたいとしています。
トラベルポートは、今回の認証取得の準備にあたりイギリスの独立系旅行会社メオン・バレー・トラベルとも協業しているほか、国際的航空会社とのNDC接続を実行するため、航空テクノロジーのスペシャリストであるフェアロジックス社とも協業を予定しています。詳しくは、トラベルポートのウェブサイトを参照ください。