ガルフストリーム、G450最終機を納入 GVIシリーズの提供終了

ガルフストリーム、G450最終機を納入 GVIシリーズの提供終了

ニュース画像 1枚目:G450最終機
© Gulfstream Aerospace
G450最終機

ガルフストリームは2018年1月19日(金)、同社が開発したビジネスジェットG450の最終機を引き渡したと発表しました。新しいG500次世代ビジネスジェットの市場への提供を前に、G450の納入を終えました。

12年間にわたりG450は、ビジネスジェットのベストセラーの1機種で、その技術的進歩、スムーズな操作性、十分な航続距離、搭乗客への快適な機内を提供してきました。G350、G400、G450を含むGIVシリーズは1985年の提供開始から、30年超にわたる提供を終了します。

G450は2005年に運航を開始し、開発計画の当初に想定していたより長い航続距離を飛行できる性能で、マッハ0.80時には4,350海里、8,056キロメートルを飛行し、マッハ0.85で3,500海里、6,482キロを飛行します。これまでに提供された360機超は、46万1,000フライト超、96万4,000飛行時間超を記録しています。

後継機となるG500は、マッハ0.85で5,200海里、9,630キロ、またはマッハ0.90で4,400海里、8,149キロを飛行する計画です。現在、5機のG500飛行試験機で型式証明の取得に向けた各種試験が進められており、2018年初頭にも認証取得が見込まれています。

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