草津白根山の噴火と雪崩への対応、第12ヘリコプター隊がCH-47Jを投入

草津白根山の噴火と雪崩への対応、第12ヘリコプター隊がCH-47Jを投入

群馬県の草津白根山が2018年1月23日(火)、大きな噴石が飛ぶなど噴火した模様と気象庁が発表、これに伴い噴火警戒レベル3とし、入山が規制されています。

これに関連し、草津国際スキー場で雪崩や噴石による被害が発生し、付近で訓練していた陸上自衛隊第12ヘリコプター隊の隊員が1名亡くなったほか、重傷3名、軽傷8名など死傷者がでています。消防からは地元と群馬県内の応援をあわせ16隊が出動し、埼玉県消防防災航空隊が上空から情報収集活動を実施しています。

陸自は群馬県知事からの人命救助などを目的とした災害派遣要請を受け、対応にあたっています。立川駐屯地の陸自東部方面航空隊のUH-1映像伝送機1機に加え、第48普通科連隊、第2普通科連隊、第13普通科連隊のFAST-Forceが地上から対応しています。

また、第12ヘリコプター隊のCH-47Jが人員輸送、中部航空方面隊司令部支援飛行隊のT-4が入間基地から情報収集で、それぞれ対応しています。スキー場のゴンドラに乗っていたスキー客は、山頂の駅舎に避難し、18時現在で警察や自衛隊の活動で全員が救出されています。

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