BAEシステムズは2012年3月13日、イングランド北東部のブラフに設けられたテストリグで、タイフーンの強度試験機が11,000時間を達成したと発表しました。このテストリグでは、タイフーンが遭遇するであろう最も厳しい条件をシミュレートすることができます。
テストリグには機体に負荷を与える油圧ジャッキが100箇所以上に設置され、数千のモニタリング・チャンネルで変形や歪が計測されます。ここで試験された時間の3分の1が、実際の飛行時間に相当するとされています。
BAEシステムズでは今後数週間で12,000時間を達成することにより、タイフーンは4,000時間の飛行を保障されるとしています。そして最終的には18,000時間まで試験は続けられ、世界中のタイフーンは6,000時間の飛行が認められるだろうとしています。