スミソニアン航空宇宙博物館の改装でアメリカの大手航空会社が資金協力し、総額2,800万ドルが提供されます。スミソニアンでは航空・宇宙関連の展示の一部変更を2018年夏から開始し、ギャラリー全体の変更は2021年ごろを予定しています。
大手航空会社のうちアメリカン航空、デルタ航空、ユナイテッド航空がギャラリー「America by Air」の大口スポンサーとして支援し、アラスカ航空、ジェットブルー、フロンティア航空、ハワイアン航空、スピリット航空が協力します。サウスウェスト航空も「ボーイング・マイルストーンズ・オブ・フライト・ホール」で協力しています。
「America by Air」は、各社のユニフォーム、機体モデル、エンジンなどを集め、アメリカの商業航空の歴史を俯瞰します。技術の進歩による航空機の変革が、どのように飛行経験に変化をもたらしたかを確認できます。ギャラリーには、ダグラスDC-3、747ジャンボジェットの機首部分、フォード5-ATトライモーター、ダグラスDC-7などがあります。
スミソニアン航空宇宙博物館はワシントンDCの中心部と、ダレス国際空港近くの別館スティーブン・F・ウドバー・ハジー・センターがあり、「America by Air」は本館にあります。