ボーイング、MYP IIIのスーパーホーネット初号機を納入完了

ボーイング、MYP IIIのスーパーホーネット初号機を納入完了

ボーイングは2012年3月15日に、第3期多年度調達計画(MYP III=Multi-Year Procurement III)のスーパーホーネット初号機であるEA-18Gグラウラーを、予定より早く納入を完了したと発表しました。

MYP IIIは2010年9月28日に契約され、2013年までに90機のF/A-18E/Fスーパーホーネットと、58機のEA-18Gグラウラーを納入し、合計で194機まで増やせるオプションを含んでいます。今回、引き渡されたEA-18Gはこの契約の1号機で、すでにワシントン州のウィドビーアイランド海軍航空基地へ配備されています。

ボーイングはMYP Iで210機、MYP IIでオーストラリア空軍の24機を含む257機のスーパーホーネットを納入しました。この2つのMYPで17億ドルを節約し、MYP IIIを含めるとトータルで23億ドルもの調達コストを節約することになるとボーイングは説明しています。

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