シンガポール・チャンギ国際空港の隣接地で開催されているシンガポール・エアショーで2018年2月6日(火)、韓国空軍のアクロバットチーム「ブラック・イーグルス」のT-50が1機、離陸に失敗するインシデントが発生しました。
Youtubeに投稿されている動画によると、ブラック・イーグルスは02L/20Rを離陸しており、このうち3機が離陸、後ろに続く2機が離陸し、さらにその後の1機、6番機が離陸する際に発生しました。当該機は滑走路で白煙をあげながら滑走しており、パンクなどギアや主脚などに何らかの問題があったとみられます。
シンガポール民間航空局によると、現地13時24分にブラック・イーグルスが離陸の際に滑走路横の草むらに逸脱し、火災が発生しました。火事は空港の消防当局によりすぐに鎮火されており、パイロットは軽傷を負っています。
これに伴い、ブラック・イーグルスは2月7日(水)に予定されていた展示飛行を中止しています。