エンブラエル、スカイテックとKC-390を6機契約 NATO向けか

エンブラエル、スカイテックとKC-390を6機契約 NATO向けか

ニュース画像 1枚目:KC-390
© Embraer
KC-390

エンブラエルは2018年2月6日(火)、航空サービスを提供するスカイテックと開発中のKC-390新型軍用輸送/空中給油機を6機、契約したと発表しました。シンガポール・エアショーで購入覚書が締結されたものです。

スカイテックは複数の防衛プロジェクトとして契約しており、両者は引き続き潜在的な戦略的提携や、新たな訓練やサービス提供の機会を検討するとしています。契約したKC-390はペイロード20トンクラスのジェット双発戦術輸送/空中給油機で、ブラジル空軍がC-130の後継機として28機を発注しています。エンジンはIAE製のV2500-E5とA320ファミリーに搭載されているエンジンと同種を搭載し、C-130の後継機の座を狙い、世界への販売も展開しています。

このスカイテックは、オーストラリアのアダゴールド・アビエーション(Adagold Aviation)、ACMI運航を担うポルトガルのハイフライによるジョイント・ベンチャーで、NATOへのリースを検討している模様です。

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