パキスタン陸軍航空隊、H125の2機でヒマラヤとカラコルム山脈で救助活動

パキスタン陸軍航空隊、H125の2機でヒマラヤとカラコルム山脈で救助活動

ニュース画像 1枚目:H125Mで実施された救助活動
© AIRBUS S.A.S.
H125Mで実施された救助活動

エアバスによると、このほどパキスタン陸軍航空隊がヒマラヤ山脈に位置し、世界9位の高さを誇るナンガ・パルバット山頂での救助活動にH125を2機、使用しました。ナンガ・パルバット山は、8,125メートルです。この活動は、フランスの登山家、Élisabeth Revolさんの救助が行われました。

パキスタン陸軍航空隊はこの任務で、カラコルム山脈のK2で4名を救助し、ナンガ・パルバットのベースキャンプに降ろし、Revolさんが凍傷と高高度肺水腫のところを救出しました。救出活動は、2018年1月26日(金)から1月27日(土)にかけて実施されています。

この任務で、気象条件の悪い中、H125の2機は35ノットから40ノットの強風、かつ雲が低く、低視界の中でK2ベースキャンプの海抜5,560メートルまで飛行し、Revolさんが生存できることを確認し、一度は35ノットの強風で4,900メートルのキャンプに戻りました。その翌朝、再び、Revolさんを救出したものです。

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