チャンギ・エアポート・グループの完全子会社、チャンギ・エアポート・インターナショナル (CAI)とサウジ・ナヴァル・サポート・カンパニーが組織するコンソーシアムは、2018年2月21日(水)付けでサウジ民間航空総局(GACA)から、ジェッダの新たなキング・アブドゥルアジズ国際空港の運営・管理に関する合意について、取り消しを受けたと発表しました。
キング・アブドゥルアジズ国際空港は現在、年間3,000万人の利用者に対応できるように施設の拡大工事が進められており、2035年までに年間8,000万人の利用者に対応します。同コンソーシアムは2017年5月に同空港の運営権者として選定され、20年間の契約でジェッダの同空港を運営する予定でした。
同コンソーシアムは、サウジ民間航空総局が規定するプロポーザル手順の要求を厳格に順守し、運営権の取得に先立ち、全ての必要な書類を提出し、必要認可を取得していたと説明しています。同コンソーシアムは現在、通知の内容を見直しており、当面さらなるコメントは予定していません。
サウジ民間航空総局は、この判断により、2018年5月に予定されているオープニングが影響を受けることはないとしています。詳しくは、チャンギ・エアポート・グループのウェブサイトを参照ください。