宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2018年3月2日(金)、宇宙飛行士の星出彰彦さんが国際宇宙ステーション(ISS)の第64次/第65次長期滞在搭乗員に決定したと発表しました。星出宇宙飛行士は、今回で3回目の宇宙飛行となり、日本人として2人目のISS船長として第65次長期滞在の指揮をとります。
星出宇宙飛行士は、1999年にJAXA宇宙飛行士候補者として選抜され、2008年のミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)としてスペースシャトルによる「きぼう」日本実験棟の打上げミッション、2012年ソユーズ宇宙船に搭乗し、ISS第32次/第33次長期滞在搭乗員のフライトエンジニアとしてISSに124日間、滞在しています。
3回目となる今回は、2020年5月ごろからおよそ半年間に渡り宇宙に滞在し、ISSフライトエンジニアとして「きぼう」を含むISSの各施設の維持・保全、科学実験、ISSロボットアーム操作などに従事する予定です。星出さんは2018年秋ごろから、ISSの長期滞在に必要な訓練を開始する予定です。詳しくは、JAXAのウェブサイトを参照ください。