デルタ・カーゴ、コンテナ輸送でBluetooth追跡技術を導入

デルタ・カーゴ、コンテナ輸送でBluetooth追跡技術を導入

デルタ航空は2018年3月6日(火)、コンテナ輸送でBluetooth追跡技術の導入を発表しました。これにより、デルタ航空はリアルタイムでコンテナなどの輸送用具(ULD)を追跡できる、アメリカ初の旅客航空会社となります。

年間5億キログラムを超える貨物を輸送するデルタ航空貨物部門のデルタ・カーゴにとって、この技術の導入は新時代の幕開けとなり、これまでの手作業のULD追跡作業が新技術に置き換えられます。顧客から要望のあった追跡システムの改善が、今回の新技術の導入で叶えられ、同時にデルタ航空の貨物コントロールセンターはこれまでより正確に荷物を追跡し、悪天候などによる予想外のオペレーションなどに起因する遅延時に経路変更への対応力も高まります。

デルタ航空は2016年に、Bluetooth追跡技術を試験的に導入した初の主要航空会社で、現在23カ所にBluetoothリーダーが設置されています。2018年末までには1,400台以上のリーダーで、6大陸、200カ所以上の空港でデルタ航空の全てのULDで追跡システムを利用できるようになります。

なお、近ごろ発表された、より時間に正確さが求められる貨物サービス「Equation Critical」などを含む、GPSを利用した貨物追跡サービスは、ナロウボディ機、ワイドボディ機を使用する、国際便、米国内便の貨物輸送で引き続き利用できます。詳しくは、デルタ航空のウェブサイトを参照ください。

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