東レは2018年3月7日(水)、フランスの航空宇宙産業企業「サフラン」と、次世代エンジン向けに使用する炭素繊維複合材の供給契約を締結したと発表しました。これは、同社がサフランと既に締結している長期供給基本契約に基づく契約です。
サフランは、傘下の中核企業に、航空機のエンジンを製造するサフラン・エアクラフト・エンジンズや航空機の降着装置を製造するサフラン・ランディング・システムズなどがあり、アメリカのGEアビエーションとの合弁企業であるCFMインターナショナルは、小型航空機向けエンジンで高いシェアを誇ります。
東レは、中期経営課題「プロジェクト AP-G 2019」において、炭素繊維複合材料事業を中長期にわたり収益拡大を牽引する「戦略的拡大事業」と位置付けています。今後も重点的に経営資源を投入することにより、航空機用途をはじめとする同事業のグローバルな拡大を目指す方針です。
詳しくは、東レのホームページを参照ください。