関空2018年夏スケジュール、国際線は週1,366便見込みで過去最高

関空2018年夏スケジュール、国際線は週1,366便見込みで過去最高

関西エアポートは2018年夏スケジュールについて、9月のピーク時点に計画されている国際定期便が過去最高となる週1,366便にのぼる見通しと発表しました。このうち旅客便は、2017年夏スケジュール比で週62便増、2017/18年冬スケジュール比で週10便増となる週1,219便で過去最高、国際貨物便数は週147便で夏スケジュールとして過去3番目の便数となります。

旅客便の中長距離線は、エールフランス航空のパリ線が2015年夏期スケジュール以来3年ぶりに週7便のデイリー運航となるほか、日本航空(JAL)のホノルル線が4月27日(金)から週7便から週14便に増便、また2017年12月に就航したカンタス航空のシドニー線は通年運航便として夏も引き続き週3便で運航されます。

東南アジア方面では、ジェットスター・アジアが3月27日(火)から日本との旅客定期便で初となるクラーク(フィリピン)線に週3便で就航、スクートが高雄経由シンガポール線も週1便増便するなど、東南アジア方面全体では2017年夏期比で19便増となる週156便の運航を予定しています。

国際貨物便は、既就航各社の相次ぐ増便に加え、2017年12月に運航を開始したアゼルバイジャンのシルクウェイ・ウエスト・エアラインズがバクーへ週1便、2018年1月に運航を開始したドイツのルフトハンザ・カーゴがフランクフルトへ週2便を夏スケジュールでも引き続き運航します。

国内旅客便は、ピーチが3月1日(木)から関西/新潟線に就航したほか、8月からは関西/釧路線の運航開始も予定しており、関西/新潟線は2000年以来、およそ18年ぶり、関西/釧路線は2009年以来、およそ9年ぶりの就航となります。

なお、国際旅客便における格安航空会社(LCC)便数は2017夏期比で41便増の週472便で、国際旅客便のおよそ4割がLCC便となっています。また、関西空港の国内旅客便に占めるLCC便数は1日36便で、全体の半数以上がLCC便となっています。詳しくは、関西エアポートのウェブサイトを参照ください。

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