朝⽇航洋は2018年3月28日(水)、河川情報センター、アジア航測、ルーチェサーチらと共同開発を進めている「陸上・⽔中レーザードローン」について、2017年12月に行われた実証試験の中間報告を公表しました。
4社は国土交通省の「革新的河川管理プロジェクト」に「チーム FALCON」として参画し、「陸上・水中レーザードローン」の共同開発ではグリーンレーザー測量機器を、ドローンに搭載した水中レーザー測量システム、低価格の陸上レーザー測量システムを開発しています。
実証試験は2017年12月に埼玉県栗橋地先の利根川で実施され、小型化されたグリーンレーザー測量機器を、新たに開発した大型ドローンに搭載し、水中と陸上の横断形状を一体的に測量しました。低価格の陸上ドローンでは、河川敷や堤防形状の面的な測量を実施しています。現場実証試験は強風下で行われましたが、いずれも所定の測量成果をあげることができています。
「チーム FALCON」は今後、他の測量手法との比較分析などを通じて、ドローンによるレーザー測量の長所や限界を整理し、ドローンによる測量が最も効果を発揮する場面、効果を発揮させるための運用手法などについて検討を進めます。
実証試験の詳しい内容は、朝日航洋のウェブサイトを参照ください。