陸上自衛隊は2018年4月2日(月)、長野県飯田市での山林火災に対応しました。これは、4月2日(月)に飯田市の野池山において山林火災が発生し、消防による消火活動では鎮火に至らず、4月2日(月)14時20分に長野県知事から陸上自衛隊第13普通科連隊長に対し、災害派遣が要請されました。
陸上自衛隊は、派遣要請前の12時50分から自衛隊長野地方協力本部のLOが飯田市消防局へ出発、13時10分に松本駐屯地所属の第13普通科連隊のLO、およびFast-forceが飯田市消防局及び現地に向け駐屯地を出発しています。
13時15分と13時29分には立川駐屯地所属の東部方面航空隊のUH-1が2機、情報収集のため離陸、14時18分に相馬原駐屯地所属の第12ヘリコプター隊のCH-47が1機、空中消火活動のため駐離陸しました。
災害派遣要請後は、14時27分に相馬原駐屯地所属の第12ヘリコプター隊のCH-47が、空中消火活動のため離陸しています。陸上自衛隊は、この対応に現在のところ、人員約4名、車両2両、航空機4機を派遣しています。
4月3日(火)も引き続き対応にあたり、航空機は東部方面航空隊のUH-1映像伝送機1機が情報収集のため浜松基地を離陸し、10時50分には長野県知事から撤収要請を受け、空中消火活動を終了しています。この対応にあたり、浜松基地の第1航空団が自衛隊機の燃料給油支援を実施しています。