昭和飛行機工業、航空機床板用のハニカムパネル ボーイングの認定取得

昭和飛行機工業、航空機床板用のハニカムパネル ボーイングの認定取得

ニュース画像 1枚目:航空機床板用ハニカムサンドイッチパネル
© 昭和飛行機工業
航空機床板用ハニカムサンドイッチパネル

昭和飛行機工業は2018年3月30日(金)、同社が開発する航空機床板用ハニカムパネルがボーイングの認定「BMS4-20」を取得したと発表しました。

このサンドイッチパネルは、ボーイングが製造する旅客機の客室床に使用され、高強度で耐熱性に優れたアラミド紙に、樹脂を含侵させて製造したアラミドハニカムを芯材に使用し、炭素繊維強化プラスティック(CFRP)の表面板で挟んだサンドイッチパネルです。

昭和飛行機工業はハニカム素材でボーイングの認定を取得していますが、航空機床板用のハニカムサンドイッチパネルでは初の認定取得となります。製造は国内で作ったアラミドハニカムに、2014年に設立したフィリピンの子会社で表面板を接着し、パネルが製造されます。

昭和飛行機工業は、今回の認定取得を契機に、多くの航空機への採用を目指し、認定範囲と販売の拡大につなげる計画です。詳しくは、昭和飛行機工業のウェブサイトを参照ください。

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