KLMオランダ航空は2018年4月4日(水)、自然・建築資源に関するデザインやコンサルティングを手掛けるオランダのアルカディス(Arcadis)が、同社の企業バイオ燃料プログラム(CBP)に参加したと発表しました。
これにより、アルカディスは出張で使用するKLM便でバイオ燃料を購入し、KLMは持続可能なバイオ燃料への投資を増やすことができます。顧客に持続可能なソリューションを提案するアルカディスは、その良い例となるべく、グローバル企業として必要な航空機での移動もできるだけ持続可能な方法で行いたいとコメントしています。
KLMオランダ航空は2020年までに、2010年比で二酸化炭素量を20%削減する目標を立てており、バイオ燃料みならず、機材の更新や効率的な運航においても投資を行っています。持続可能なバイオ燃料を使用することで、化石燃料と比べ80%の二酸化炭素削減につなげることができます。
しかしながら、現在もバイオ燃料は通常のケロシン価格より2倍から3倍の価格で、KLM単体で実行することは難しく、KLMは今回のアルカディスのプログラム参加を歓迎しています。詳しくは、KLMオランダ航空のウェブサイトを参照ください。