運輸安全委員会は、2018年3月24日(土)に福岡空港で発生したピーチの重大インシデントに関連し、首席航空事故調査官から航空局安全部運航安全課長へ情報提供を行ったと公表しました。ピーチのA320-200、機体記号(レジ)「JA805P」が福岡空港に着陸後、前脚タイヤが横を向き動けなくなり、滑走路上に停止した案件です。
これまでの調査で、前脚の上下のトルクリンクを接続していたピンがリンクから脱落し、滑走路上で発見されています。このピンとともに締結されるナット、ロックプレート、ワッシャやボルトは福岡空港、出発地の関西国際空港で発見されていません。