ソラシドエア、体調不良の機長乗務に関する再発防止策を国交省に提出

ソラシドエア、体調不良の機長乗務に関する再発防止策を国交省に提出

ソラシドエアは2018年2月24日(土)の羽田発長崎着SNJ39便とその折り返し便で、運航乗務員の不適切な行為と不十分な運航乗務員の健康管理が認められたとして、国土交通省から厳重注意を受けたことを受け、4月10日(火)に国土交通省に再発防止策に関する報告書を提出しています。

2月24日(土)、男性機長が羽田発長崎行きの便に乗り込む直前に立ちくらみで倒れたものの、すぐに回復したため一過性のものと判断し、本来必要な健康管理部門への連絡や相談なしに、177人を乗せた長崎行き便を運航しました。

提出された再発防止策では、運航乗務員に体調不良が発生した場合の運航可否判断は、必ず健康管理部門の医学的見解を踏まえ、組織が適切に判断することを徹底すること、部門内・部門間において組織的な「報告・連絡・相談」を徹底すること、法令や規程の遵守に加え、顧客の安全・安心の観点から判断・行動する社内教育強化に取り組むことが挙げられています。詳しくは、ソラシドエアのウェブサイトを参照ください。

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