カンタス航空、ケータリング事業をエミレーツグループのdnata社に販売

カンタス航空、ケータリング事業をエミレーツグループのdnata社に販売

カンタス航空は2018年4月11日(水)、エミレーツ航空グループで、空港グランドハンドリング、貨物、ケータリングサービスなどを手がけるdnataに、ケータリング事業を売却する契約に調印したと発表しました。オーストラリア競争・消費者委員会(ACCC)の認可が必要ですが、この契約が実施されるとカンタス航空のケータリング事業の約1,200人の従業員がdnataへ移籍します。

カンタス航空のケータリング事業は、完全子会社のQケータリング、スナップ・フレッシュが含まれます。Qケータリングは、シドニー、メルボルン、ブリスベン、パースに拠点を置き、スナップ・フレッシュはクイーンズランド州に最新の食事製造工場を持ち、複数の航空会社や健康食品業界にオーストラリア製の冷凍食品を提供しています。

今回の契約では、dnataは10年間に渡り、カンタス航空の運航便に食事サービスを提供し、カンタス航空は卸売業者とメニューのデザインや開発の取り組みを継続します。なお、カンタス航空は同社の飲食サービスのクリエイティブ・ディレクターであるニール・ペリー氏のレストラン「ロックプール」が監修したファースト、ビジネスクラス機内食を含め、同社のプレミアムサービスを継続して楽しむことができます。

dnataは現在、アデレード、キャンベラ、ロンドン、ヨハネスブルグでカンタス・グループ向けにケータリングを提供しています。詳しくは、カンタス航空のウェブサイトを参照ください。

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