JTBのGW旅行見通し、総旅行人数は過去最高 航空機利用者は0.1%増

JTBのGW旅行見通し、総旅行人数は過去最高 航空機利用者は0.1%増

旅行会社のJTBは、2018年4月25日(水)から5月5日(土・祝)までのゴールデンウィーク期間の旅行見通しを発表しました。1,200人から回答を得た旅行動向アンケート、JTBグループの販売状況、航空会社の予約状況、業界動向などから推計したもので、期間中1泊以上の旅行に出かける人を対象としています。

総旅行人数は前年比1.0%増の2,443万人、このうち国内旅行人数は1.0%増の2,384万人、海外旅行人数は0.7%増の58.5万人で、国内旅行人数、総旅行人数が過去最高となる見込みです。国内旅行消費額は前年比2.7%増の8,630億円、海外旅行消費額は3.4%増の1,544億円で、総旅行消費額は2.8%増の10,174億円で1兆円を超える予測となっています。

航空機の利用者は、複数回答で11.6%と前年から0.1%増で、従来の航空会社は10.4%と前年から1.1%ポイント減、一方で格安航空会社(LCC)は1.2%と前年から1.2%ポイント増加しています。

5月1日(火)と5月2日(水)を休むと9連休となる日並びの良さで、「去年より長く休みが取れそうだ」とする回答が前年より0.1ポイント増加しています。海外旅行では、前半が3連休、後半が4連休であることから人気のアジア方面に行きやすく、JTBの海外パッケージツアー「ルック JTB」の予約状況をみると、出発日のピークは、近距離のアジアを中心に5月3日(木・祝)、アメリカ本土や欧州などの遠距離は4月28日(土)、4月29日(日・祝)がピークとなっています。

国内旅行では、旅行の目的が「帰省、離れて暮らす家族と過ごす」が25.3%で最多で前年から2.3ポインtの減少していますが、「温泉を楽しむ」「街歩きやショッピング」が前年より、それぞれ 0.8 ポイント、1.6 ポイント増加しています。出発日のピークは4月28日(土)、5月3日(木・祝)が多く、「エース JTB」の予約状況によると、行き先は東北や九州、中国四国などが人気となっています。なお、詳しくはJTBのウェブサイトを参照ください。

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