格安航空会社(LCC)は旅客数や路線数を増やし、勢いを増すばかり、と思っていると大間違いかも。そんな1000名をサンプルにした調査結果がOnline Opinionで発表、英Metroが報じています。
それによると、ライアンエアが堂々2位で23%に嫌われ、イージージェットは10%と、LCC2社がトップ10入り。この嫌われ上位10社の顔ぶれはそうそうたる企業ばかりで、日本で言えば大手企業や有名企業。その中にLCC2社も入ることは、逆に注目されている、ともいえるでしょう。
2位のライアンエアを上回る嫌われ企業は、サッカーの強豪チーム、マンチェスターユナイテッド。その嫌われ度合いは26%なので、十分に1位を狙えるポジションです。ライアンエアは自分たちを「the world’s favourite airline」と表現しますが、全く逆の称号「the world’s unfavourite airline」を付けるかもしれません。
日本でもLCCビジネスに注目が集まってきていますが、もしかすると、「嫌われる」のが成功するひとつの方法かもしれませんね。
■イギリスでの嫌いな会社ベスト10順位 | 会社 | 嫌われ度 |
---|---|---|
1位 | マンチェスターユナイテッド | 26% |
2位 | <strong>ライアンエア</strong> | 23% |
3位 | ブリティッシュガス | 22% |
4位 | マクドナルド | 19% |
5位 | RBS | 17% |
6位 | ロイドバンク | 16% |
7位 | スターバックス | 14% |
8位 | BT(電話会社) | 13% |
8位 | Sky(衛星放送) | 13% |
10位 | <strong>easyJet</strong> | 10% |