近畿運輸局、大阪空港交通に文書警告 運行中の乗務員スマホ操作で

近畿運輸局、大阪空港交通に文書警告 運行中の乗務員スマホ操作で

国土交通省近畿運輸局大阪運輸支局は2018年5月14日(月)付けで、大阪空港交通に対して文書警告を実施しました。大阪空港交通は、関西国際空港や伊丹空港の両空港と、関西圏各地を結ぶリムジンバスを運行する路線バス事業者です。

大阪運輸支局は、2018年3月に大阪空港交通・空港南営業所所属の乗務員が事業用自動車の運行中に、スマートフォンを操作していたとの報告を受け、4月6日(金)に立ち入り監査を実施しました。

その結果、運転者に対する指導監督義務違反のほか、道路運送法第27条第3項と旅客自動車運送事業運輸規則第38条第1項にある、「旅客を安全、確実に輸送することが社会的使命であること」や「事業用自動車による交通事故が社会に与える影響の大きさ」などの理解が不足し、「常に運転者の習得の程度を把握しながら指導及び監督を進める配慮」が適切に図られていなかったことが確認されました。

これを受け、大阪空港交通では利用者や関係者へ陳謝、「今回の警告を重く受け止め、再発防止に取組み、お客様により一層、安心・安全にご利用いただけるよう、信頼回復に努めてまいります」とコメントを発表しています。詳しくは、近畿運輸局、または大阪空港交通のウェブサイトを参照ください。

期日: 2018/05/14
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