アエロフロート・ロシア航空は2018年6月4日(月)から、安全運航の維持に阻害要因となる手に負えない搭乗者をブラックリストに載せ、輸送を拒否することができる規定を適用すると同社ウェブサイトで発表しています。
2017年12月5日(火)にプーチン大統領が署名したロシアの航空規約の修正条項が同日に発効されることに伴う対応です。これにより、機長の指示に従わない乗客、機内で不良行為を行う乗客、また運航の安全を妨げる乗客はブラックリストに掲載され、アエロフロート・ロシア航空はその後1年間、すべてのフライトで輸送を拒否することができます。
アエロフロート・ロシア航空は以前から条項の修正を働きかけていました。大統領の支援を得て、手に負えない搭乗者を拒否できるようになり、機内事件の減少、また快適で安全な旅行をする搭乗者の権利を行使することができるとコメントしています。