シンガポール航空、流通通信規格「NDC」でスカイスキャナーと直接連携

シンガポール航空、流通通信規格「NDC」でスカイスキャナーと直接連携

シンガポール航空は2018年5月28日(月)、旅行検索・予約サイトのスカイスキャナーと初となる販売流通通信規格「NDC(ニュー・デュストリビューション・ケーパビリティ)」で提携したと発表しました。これにより、スカイスキャナーのウェブサイト上でシンガポール航空のフライト予約をこれまでより便利に行うことができます。

国際航空運送協会(IATA)が推進するNDCは、より機敏で効率的な流通システムを作り出し、航空会社のウェブサイトマッチする第三者チャネルの能力を補完し、それらのサイトで顧客が予約する際により良いサービスを提供することが可能となります。

シンガポール航空がスカイスキャナーと締結したNDC契約では、利用者がスカイスキャナーを通し、同社のフライトをより直接的に予約でき、予約を完了するにあたり、シンガポール航空のウェブサイトを参照する必要がありません。スカイスキャナー上での直接予約は現在はテスト期間中ですが、今後数カ月間で順次展開される予定です。

シンガポール航空は近ごろ、顧客への運賃の提供の仕方、また顧客が運賃を決定した際に予約、支払い、発券処理において全面管理を行い、商品の提供と受注管理がができるNDC認証レベル3を取得しています。今後、座席選択などの付随サービスやパーソナライズされたサービスを提供するため、このNDCを発展させていく方針です。詳しくは、シンガポール航空のウェブサイトを参照ください。

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